朝から会議

kobamakohouse2004-10-15

事故対策会議が朝からあって、会社の方針と事故対策が密接に絡んでいる場合いくら現場で努力しても限界があるんだよな〜と改めて思った。その後、業界団体の資料作成をし、年度始めにでた件について社長と社長室で常務を交えて打ち合わせをした。昼食後、資料などをつくったり、ムービー作成の続きをした。なれない仕事を続けていたため通常業務の資料が滞ってしまい、各部署に迷惑をかけてしまった。17時からまた打ち合わせがありいくつか決定条項が出た。ファイルのコンバートなどをしていたら結局帰宅22時半になってしまった。
村上由佳さんの「翼」、読み終わった。数年前に文庫で買ったまま本棚に放置されていたのだけど読んでみたら面白かった。ファンになってしまうかもしれない。
内容:父は拳銃自殺に遭遇、その後さらに母親からうとましがられ、「お前が愛するものはみな不幸になる」といわれ続ける「真冬」。日本人であることを捨てたくてNYで暮らし、居場所を模索する物語。
「こんなはずではなかったことを数え上げてみたところで何も変わらない。それよりも、ごくシンプルなレベルで嬉しかった出来事を、ひとつずつ数えて毎日を暮らしていくほうがずっといい。」
「魂に翼を持つというのは決して楽なことじゃない。いっそ、そんなものを持たないで、闇の中でじっとしていたほうが幸せだと考える者もいるだろう。手に入らないものをいくら求めても苦しいだけだ。それこそ「月を取ってくれと泣く(cry for the moom)に等しいじゃないか、とな。だがな、たとえ苦しかろうと、求めなければ何も手に入らないし、人はその翼で飛ぶことでしか自分の奥底へ入っていって答えを見つけることはできんのだよ。」
「全てはあんたの選択次第なんだよ。人を愛せる人間になるのか、憎しみに支配された人間になるのか。幸福になるための努力をするか、不幸への坂を滑り落ちるにまかせるか。育った環境も、置かれている境遇も関係ない。あんたが、自分で、選ぶことだ。」